であれば、現代社会で優位性を持って暮らせるかどうかは、たまたま
文明社会に適した遺伝特性を持って生まれたか否かにかかっていると
いうことになります。
即ち、成功するかどうかは、当人の努力(もあるけれど)というよりは
「運」の問題でしかない。
であるならば、成功した人から、成功できない人に対する冨の再分配は
積極的に行われてしかるべきとい話になるはずです。(運・不運を最適化する)
なので、「ベーシックインカム(ベーカム)」のような制度には、大いなる
正当性があるはずです。(と、自分は前から思ってます。)
この「遺伝」の問題と、「冨の再分配」(最適化)の関係についての
考察を橘さんの視点から是非書いていただけるとありがたいです。